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街を守り続ける

「テレビのイマイ」

今井俊之

イマイ トシユキ

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こんなことやってます

新仲見世商店街「テレビのイマイ」店主

新仲見世商店街のイマイデンキ。

常連さんが訪れては、「注文の品とどいてますよ」「あれがなくなっちゃってさ~」と和やかなやり取りが行なわれる。こんにちは~、とふらっと立寄り立ち話をしていく人もいる。大型量販店にはない“まちの電気屋さん”の良い空気が流れている。

昭和21年、海軍の技術研究所で働いていた先代が「イマイデンキ」を設立。沼津駅前、アーケード名店街、そして現在の新仲見世商店街へと移った。平成元年には由比店を開店。

今井さんは幼少期から商売人の息子として商店街で暮らしていた。

その当時、商売をしている家庭の子は商業高校に行くのが一般的。だが、今井さんが選んだのは沼津東高等学校。

「先は長いし、何があるかわからないから好きなところへ行っていいよと反対しなかったんだよね。うちの親父はひらけてる人だったと思うよ。」

卒業後、就職は矢崎電線。4、5年サラリーマンをした。そして、沼津へ戻り家業を継いだ。

「当時は商人もいっぱいいたからね。商いで日本中行ったもんね。色んなことを学んだよ。」

今も積極的に色々な勉強会等に参加している。すべての資料がきちんと保管されている。

 

最近では、第一回リノベーションスクールにイマイデンキの物件を提供した。

初めはそんなことは考えていなかったが、まず、まちづくり会議に自分の勉強として参加。

その中で、まちが良くなるならと物件提供を決めた。

「リノベーションとは関係なかったかもしれないけれど、新仲見世商店街のアーケードは古いから撤去しないといけないという気があるんだけど、取るにはどうしたらいいか考えていて。補助金なんかじゃ絶対できない。こういうものは商店街の財産だからその商店街でなんとかしなければいけない。そこからはじまったんだよね。もともとはまちを良くしようと思ってたんで、それでリノベーションにうちが使ってもらえれば良くなればいいなという感覚ですよ。はじめの頃はまだみんなもわかっていなかったし、よく貸すねって言われたもんね。」

商売を長年やってきて、すぐに結果を出すことの難しさを知っているからこそ、やる気のある若い人たちの意見を聞きながら懐の深さで応援している。

「自分の信念を信じて諦めないでやってほしいね。すぐ諦めたらだめになっちゃう。3年、5年のスパンがあるから諦めないでほしいね。」

これからのこと

「新仲見世はずいぶん変わったね。いろいろな店が閉店をした。この一年はうんと早い。だから色々考えてるんだ。

新仲見世商店街の地下にはかつてのお堀の水が流れてるんだけど、そのせせらぎを地表にもどして太陽と水辺と緑のある商店街に変えたい。

その歴史ややり方なんかを今一生懸命調べいるんだよ。街のオアシスを作りたいんだ。」

〈連絡先〉
テレビのイマイ

沼津市大手町4−6−3 

TEL 055-951-6868

由比店:静岡市清水区由比709−1

TEL 054-375-4000