© 2018 numazu-research

ワインと共にルーツを感じる場所

「Ninoe」

橋本光央

ハシモト ミツオ

    こんなことやってます

    レストランバー「Ninoe」オーナー

    沼津駅南口をから歩いて3分ほどの場所にあるホテルアリア。
    その1階にフレンチレストラン、またアラカルト1品から楽しめるバーとして15年の歴史をもつNinoe(ニノエ)がある。
    オーナーの橋本 光央さんは三島出身で、20代でこのお店を持った。
    そして老舗のバーの店主から若手のバーテンダーまで沼津のバー文化を発信するために、地域の橋渡し的な役割も務める。

    橋本さんはソムリエ、バーテンダー、調理と3つの視点から美酒、美食を愉しむ特別な空間を作り出す。

    そして橋本さんのもう一つの顔、それは海藻押し葉アーティスト。

    Ninoeは海辺を感じる海のサロンとして、伊豆の海で取れた海藻を使った“海藻アート”を楽しむことができる。

    橋本さんはなぜこの店をレストランバーだけでなく海藻アートのサロンとしたのか。

    “日本一の深海を持つ駿河湾のある伊豆。実は世界一海藻の種類が多い。”

    お店には橋本さんの海藻アート作品を飾っている。

    このアートは浜辺に打ち上げられた様々な海藻を素材にした「押し葉」だ。
    カラフルなものから幾何学的な模様を持つものまで、一つとして同じものはない。その海藻は丁寧にまた押し葉アートとして命を吹き込まれる。

    なぜ、海藻押し葉をしようと思ったのか。

    「東京で働き、地元に帰ってきた。東京に比べると最新の情報が遅いかもしれないが、ここならではのことをしたい。」

    そう思いとにかく地元を調べた。徹底的に調べる中で“海藻押し葉の本”に出会う。
    作者は修善寺在住。これが海藻アートとの出会いだった。

    すべてのルーツがここ(海藻)にはある。地球ができて、海ができて、プランクトンが生まれ、海藻がうまれ・・・私たちやわたしたちを取り巻くものが生まれる。
    この果てしない過去へ道にはロマンがある。

    つまり野菜からワインまで元をたどれば植物のルーツ、そう海藻なのだ。

    東京にではできないこと。海に5分でいける。街中にいても海を感じる。

    この海藻押し葉をやるようになり仕事への取り組みも変わったそう。
    海、山の恵みを十分に理解し手をかけて提供する。
    海藻が果たす役割、地球の現状、自然への関心などすべてにおいて”食”につながり“海藻アート”を見ることで意識がかわる。

    これからのこと

    地元の資源を大切にする働き方は、地元が持っている当たり前を価値あるものとして自然と提供ができる。
    そんな気がした。

    形は違えど、地元を愛する人たちがここには集まってくる。
    そして地域のおいしさと、ここならではの豊かな時間を過ごしたい方も全国から集まる。

    〈連絡先〉


    Ninoe(ニノエ)

    静岡県沼津市大手町2-4-8 ホテルアリア1F
    TEL 055-963-0031