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​パンで身近な人の笑顔が見たい

「Bakery25」

鈴木 健之

スズキ タケユキ

こんなことやってます

Bakery25 店主

「幼い時にお父さんが作ってくれた焼き立てのパンの美味しさに衝撃を受けて、パン屋になろうって決めたんです。」

13年間の修行期間を経て、2014年に独立し、生まれ育った愛鷹にパン屋をオープンさせた。

小学生の頃の夢を、夢のままに終わらせず、実現させた鈴木さん。

店名はBakery25と書いて「ベーカリーにこ」と読む。

彼の信念、「身近な人の笑顔を見たい」は一貫して至るところで感じられる。

Bakery25には、商品をのせるトレイがない。

ショーウインドーにパンが並び、店員さんに注文し購入する。いわゆる対面販売。

お客さんひとりひとりと対話を楽しむ、パン屋では少し珍しいスタイル。

手にとってもらうパンひとつひとつにもこだわりが詰まっている。

 

国産小麦、奄美諸島の素焚糖、伯方の塩、「添加物でごまかさない。きちんとした美味しいものを食べてもらいたいから」と言う。

『安心・安全』という言葉は、食の提供者につきまとうフレーズだが、鈴木さんはそんな言葉のためではなく、その先に見える笑顔のために材料を選んでいる。

一番人気のパンは「ひげみるく」。

食べるとクリームが口の周りについてひげのようになるからと付けられたチャーミングなネーミング。

「いつも穏やかだけど、じつは頑固者なんですよ」と奥さんが笑って言った言葉がマッチングする。

「これからの展望は?」と聞いたら、少し考えたあと、「そうですね、想いはあるけど、でもやっぱり明日買いにきてくれる方の笑顔を見ることかな」、どこまでも頑なな想いは変わらない。